ニューロサイエンスを用いた店内広告効果の測定と消費者行動の理解

• 研究課題/領域番号: 25K00006
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07090:商学関連
• 研究機関: 関西大学
• 研究代表者: 李 振 関西大学, 商学部, 准教授 (30759923)
• 研究分担者: 矢田 勝俊 関西大学, ビジネスデータサイエンス学部, 教授 (00298811) ; 李 キョンテ 中央大学, 商学部, 教授 (40453857) ; 井上 真里 中央大学, 商学部, 教授 (60409480) ; 佐野 楓 和歌山大学, 観光学部, 教授 (60707298)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2028年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2026年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2025年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: マーケティング・サイエンス / ニューロ・マーケティング / マーケティング・モデル / 消費者行動 / データ・サイエンス

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、ニューロサイエンスの手法を活用し、広告が消費者の購買意思決定に与える影響を包括的に解明し、広告効果測定と消費者行動に関する新たな理論モデルを構築することである。従来の研究は、主に質問票調査や心理学的実験に依存し、消費者の無意識的反応プロセスを十分に捉えることが困難であった。本研究では視線追跡、脳波測定、皮膚電気反応など多様なニューロサイエンス手法を組み合わせ、消費者の認知変化を詳細に解析し、広告効果のメカニズムを明らかにする。さらに、これらのデータをもとに、消費者行動の新たな枠組みを提案し、理論的理解を深めるとともに、実務的なマーケティング戦略の改善にも寄与することを目指す。