研究課題
基盤研究(B)
1. 人工オルガネラのキャラクタリゼーション(1-2年目):W9-sfGFPの発現によって形成される細胞内構造体の特徴を調べるため、CLEMやラマン顕微鏡を用いた観察や、生化学的手法によってその由来を明らかにする。2. W9-sfGFPによるオルガネラ形成メカニズムの検証(1-2年目)(1) W9ペプチドと脂質との相互作用:Wリピートペプチドを合成し、リポソームとの相互作用を解析する。(2) タンパク質集積に伴った膜の湾曲および出芽:W9-sfGFPをGUVに添加し、in vitroでベシクル形成を再現する3. 人工オルガネラの機能化(2-3年目):ZnTタンパク質をベシクルに提示することで、Zn(II)を隔離するベシクルに機能化する。