研究課題
基盤研究(B)
ミトコンドリアはエネルギー工場として機能する、真核生物に必須のオルガネラである。ミトコンドリアが正常に機能するためには、ミトコンドリアで働く約 1,000 種類ものタンパク質がミトコンドリア内の適切な区画に配送されなければならない。SAM 複合体は、αヘリカルタンパク質をミトコンドリア外膜へ挿入する、タンパク質膜挿入装置である。本研究では、cryo-EM を用いた構造解析および in vitro 解析によって SAM-MIM 複合体による α ヘリカルタンパク質の膜挿入メカニズムを解明する。