研究課題/領域番号 |
25K00248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分32010:基礎物理化学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
水流 翔太 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, 特別研究員 (90886665)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2027年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 結合クラスター理論 / 励起状態 / 円錐交差 / 非断熱結合 |
研究開始時の研究の概要 |
光化学反応あるいは広義に光誘起ダイナミクスの素過程の量子化学計算に基づく研究が重要性を増している。しかしながら現状では電子状態計算における技術的な問題が、解離・脱離や遷移状態の通過といった化学種の変化に至る過程のシミュレーションを制約している。
第一の技術的な問題は単参照の方法による強い電子相関の記述であるが、これは結合クラスター(CC)法のモデルの1つにより解決しつつある。残る問題はCC法に内在する励起電子状態同士の円錐交差における位相欠陥であり、これさえ解決すれば上記の制約が打破される。
本研究では上の問題を解決し、任意の系の光誘起ダイナミクスのシミュレーションへの道筋をつける。
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