種固有の臓器機能が獲得される分子メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 25K00265
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分42040:実験動物学関連
• 研究機関: 東京薬科大学
• 研究代表者: 及川 真実 東京薬科大学, 生命科学部, 助教 (30732903)
• 研究分担者: 山口 智之 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (80392158)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 臓器 / 血糖値 / 種差

研究開始時の研究の概要

臓器移植におけるドナー不足を受け、近年ブタ臓器のヒト患者への移植が開始された。しかし異種の臓器がヒトの体内で十分な機能を発揮できるのかは不明である。臓器の生理機能は、臓器自身による影響（内因性）と、体や他臓器からの影響（外因性）を受けるため、移植した異種臓器の機能の評価は容易ではない。そこで、動物体内で異種の臓器を作成し、その機能を各動物種と比較すれば、当該機能が内因/外因のどちらに依存するのか明らかにできるのではないかと考えた。本研究では、マウスの膵臓を持つラットを作製してモデルとし、膵臓による血糖値調節機能が、内因性/外因性のどちらによる制御を受けるのか解明することを目指す。