医工連携による大腿四頭筋腱を用いた前十字靱帯再建術後のリハビリテーションの確立

• 研究課題/領域番号: 25K00357
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59010:リハビリテーション科学関連
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 仙石 拓也 金沢大学, 附属病院, 理学療法士 (00894403)
• 研究分担者: 中瀬 順介 金沢大学, 附属病院, 講師 (50584843)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
• キーワード: 前十字靱帯損傷 / 大腿四頭筋腱 / スポーツ復帰

研究開始時の研究の概要

前十字靱帯（ACL）再建術後の再損傷は大きな問題であり、組織学・力学的に強度が高い大腿四頭筋腱（QT）の使用が再損傷予防となりえる。しかし、QT採取後に膝伸展筋力の回復に難渋する症例が多いため、移植腱へのメカニカルストレスが増加する可能性がある。そこで本研究の目的は、再損傷が発生するスポーツ復帰後の着地動作時の下肢筋活動および再建靱帯へのメカニカルストレスを医工連携にて明らかにし、QTを用いたACL再建術後の再損傷予防プログラムを考案、確立することである。本研究の波及効果はQTを用いたACL再建術後の安全なスポーツ復帰の促進および再断裂リスクの低下に繋がることを期待する。