大学初修外国語の読み書き習得の研究：書記体系と言語性認知能力の関係を中心に

• 研究課題/領域番号: 25K00474
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02100:外国語教育関連
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 宇都木 昭 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (60548999)
• 研究分担者: キム ミンス 東海大学, 総合教育センター, 准教授 (20734833) ; 勝川 裕子 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (40377768) ; 志波 彩子 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (80570423) ; 神長 伸幸 ミイダス株式会社(HRサイエンス研究所), HRサイエンス研究所, ゼネラルマネジャー (90435652)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円); 2029年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2028年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2027年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
• キーワード: 読み書き / 文字 / 書記体系 / ディスレクシア / 音韻意識

研究開始時の研究の概要

第一言語の読み書き習得やディスレクシアに関する研究では、文字や書記体系によって習得の困難さに違いがあること、および、そこに個人差が大きいことが知られている。これをふまえ、本研究では第二言語のうちでもとりわけ、大学の初修外国語（いわゆる第二外国語）教育における読み書き習得を扱う。具体的には、異なる書記体系上の特徴を持つ言語として、韓国語、中国語、スペイン語を本研究の対象とする。さらに、個人差が生じる要因を明らかにするため、音韻意識や言語性ワーキングメモリなどの能力を調査し、読み書き習得の程度との相関をみる。