社会構造の変化に着目した通史の構築―ジェンダー史研究の新たな展開に向けて

• 研究課題/領域番号: 25K00487
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分03010:史学一般関連
• 研究機関: 奈良女子大学
• 研究代表者: 姫岡 とし子 奈良女子大学, アジア・ジェンダー文化学研究センター, 協力研究員 (80206581)
• 研究分担者: 弓削 尚子 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (10329055) ; 林田 敏子 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (10340853) ; 北村 陽子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (10533151) ; 鈴木 則子 奈良女子大学, 生活環境学部, 特任教授 (20335475) ; 梅垣 千尋 青山学院大学, コミュニティ人間科学部, 教授 (40413059) ; 河上 麻由子 大阪大学, 大学院人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 准教授 (50647873) ; 成田 龍一 日本女子大学, 人間社会学部, 研究員 (60189214) ; 三成 美保 追手門学院大学, 法学部, 教授 (60202347) ; 井野瀬 久美惠 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構本部, 大学共同利用機関等の部局等, 監事 (70203271) ; 八谷 舞 亜細亜大学, 法学部, 講師 (70796119)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2028年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2027年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2026年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2025年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
• キーワード: ジェンダー / 社会構造 / 通史

研究開始時の研究の概要

「社会構造史としてジェンダー史の構築」をめざすために、ジェンダー規範が社会の編成原理として、いかに機能していたかに注目する。規範が時代や地域によっていかに変容し、いかなる社会編成原理が作られ、どのような社会が生まれるのか。そのさい身体やセクシュアリティにも注目し、ジェンダー要因と他の要因（宗教・自然条件・土地制度・身分制度・民族・血統・階級など）との関係（交差制[インターセクシュアリティ]）とその変化を自覚的に問う。結果は、地域や文化圏を限定した上で通史（ロング・ヒストリー）として明らかにしたい。