先史時代の巨大噴火による広域的な影響に関する考古学的研究

• 研究課題/領域番号: 25K00523
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分03050:考古学関連
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 桑畑 光博 九州大学, 比較社会文化研究院, 特別研究者 (70748144)
• 研究分担者: 足立 達朗 九州大学, 比較社会文化研究院, 助教 (00582652) ; 岡田 憲一 奈良県立橿原考古学研究所, 調査部調査課, 係長 (20372170) ; 内山 純蔵 金沢大学, 古代文明・文化資源学研究所, 客員教授 (40303200) ; 田尻 義了 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (50457420) ; 上峯 篤史 南山大学, 人文学部, 准教授 (70609536) ; 上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (90534040) ; 板倉 有大 九州大学, アジア埋蔵文化財研究センター, 学術共同研究員 (71004173)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2028年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2025年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
• キーワード: 縄文時代早期末 / 鬼界アカホヤテフラ / 火山災害 / 環境変化 / 遺跡動態

研究開始時の研究の概要

完新世の世界最大規模とされる鬼界カルデラの鬼界アカホヤ噴火（K-Ah噴火）をとりあげて、東海地方以西の各地におけるK-Ah噴火前後の遺跡を集成し、噴火前後の遺跡動態や主要遺跡の遺構・遺物の内容の比較検討をもとに、各地域における狩猟採集社会の様相に変化があるかどうかを読み取る。最終的に各地域どうしの様相を比較し、噴火による影響の有無と度合いを評価して、巨大噴火による広域的な影響について考察する。