研究課題
基盤研究(B)
本研究は、「身体をもって共に環境に生きる」という事象の内実を、環境に対する「知覚」を手がかりに解明することを目的に、人間(特にアフリカ牧畜民)と非ヒト霊長類(特に五感の働きに現存生物の中でもヒトと最も類似性が高いチンパンジー)を対象に、行動・生態・社会・生活史に関するフィールド調査をおこなう。こうした調査に基づき、文理を超えた「エコロジカル・エスノグラフィー」を共同執筆することが最終目標である。