グローバライゼーションの変容と国際課税

• 研究課題/領域番号: 25K00635
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07040:経済政策関連
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 大越 裕史 岡山大学, 社会文化科学学域, 准教授 (90880295)
• 研究分担者: 森田 忠士 近畿大学, 経済学部, 准教授 (50635175) ; 石川 城太 学習院大学, 国際社会科学部, 教授 (80240761) ; 西村 幸浩 大阪大学, 大学院経済学研究科, 教授 (90345471)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2028年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2027年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2026年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円); 2025年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
• キーワード: 移転価格 / 国際課税 / デジタル化 / オンライン市場

研究開始時の研究の概要

既存の多くの研究が利潤移転が税収にもたらす影響について多様な分析を行ってきた中で、近年では企業の投資行動や労働環境といった、税収以外への効果への関心が高まっており、”利益移転による実質効果（Real effects of profit shifting）”として知られるようになってきた。
本研究では、以下の２つのテーマについて利益移転による実質効果を重点課題として研究を実施する。まず、（１）デジタル化する経済において国際課税がどのような企業行動に影響を与えるのかを分析する。さらに、（２）多国籍企業の利潤移転を目的とした政策が多国籍企業にもたらす効果を分析する。