パネルデータを用いたプラットフォーム合併の経済分析

• 研究課題/領域番号: 25K00640
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07040:経済政策関連
• 研究機関: 法政大学
• 研究代表者: 大木 良子 法政大学, 経営学部, 教授 (20612493)
• 研究分担者: 若森 直樹 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (50770921) ; 石原 章史 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (80643668)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円); 2029年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円); 2028年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円); 2027年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: プラットフォーム / 競争政策 / 合併の経済分析

研究開始時の研究の概要

本研究は、デジタルプラットフォーム市場における企業合併が競争に与えた影響を、消費者のプラットフォーム選択の変化を合併前後で比較することにより検討する。これにより、消費者が合併したプラットフォームに新たに参加するか、そして参加する場合は新たに追加するのか／何から乗り換えるのか、また合併によりその後の新規追加や乗り換えの可能性がどの程度変化するのか、利用頻度がどの程度高まるのか（囲い込まれるのか）、デジタルプラットフォームが形成している自社エコシステム（＝複数事業展開）は合併によりどう変化するのか、これらの変化から合併が経済厚生に与える影響をどう検討するのか、を明らかにすることを試みる。