認知症介護の情緒的消耗の予防機序の解明およびCare quantificationの理論化

• 研究課題/領域番号: 25K00733
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分08020:社会福祉学関連
• 研究機関: 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター
• 研究代表者: 涌井 智子 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター, 東京都健康長寿医療センター研究所, 准主任研究員 (70725845)
• 研究分担者: 甲斐 一郎 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 名誉教授 (30126023) ; 大竹 義人 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (80349563) ; 森山 葉子 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (10642457)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円); 2027年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2026年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2025年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
• キーワード: 家族介護 / 情緒的消耗 / Care quantification / 理論化 / うつ

研究開始時の研究の概要

本研究は、団塊ジュニア世代の高齢化を見据え、多様化・個別化が進む家族介護に対応した新たな支援のあり方を検討するものである。家族介護者の「生活」に着目し、介護活動と日常生活（睡眠・活動量・情緒状態等）を定量化する「Care-quantification」を理論化、情緒的消耗の予防や行動変容を促す支援の構築を目指す。オンライン記録および活動量計を用いたデータから、従来支援に届かなかった介護者への有効性を検証し、地域包括ケアシステムにおける実装可能性を評価する。