研究課題
基盤研究(B)
HEK293T細胞にMCT1~14を発現させ、フェルラ酸(FA)の取り込みを測定することで、輸送能を有するMCTを同定する。選抜されたMCTについては、時間・濃度依存性や電気生理学的手法により輸送機構を解析し、特異的阻害剤やノックアウトによってその寄与を検証する。さらに、マウス各臓器におけるMCTの発現をRT-qPCRおよびウエスタンブロッティングで評価する。加えて、抗生物質投与モデルマウスを用いて、ロスマリン酸摂取時の腸内細菌の変化と代謝物生成の関連を解析し、変換菌の同定を試みる。