研究課題
基盤研究(B)
食品の安全・安心は国民の高い関心事項である。乳幼児は化学物質に脆弱だと考えられるが、乳幼児が実際に取り込んだ量を測定するバイオモニタリングによる食品からの化学物質曝露に関する報告は一部の化学物質を除き世界的にも殆どない。本研究では、出生コホート参加児の1歳半と3歳児の尿を用いて、尿中の代謝物を網羅的に分析し、その中に含まれる食品由来の有害化学物質の代謝物を同定する。また、学童期の健康影響との関連も調べる。