教師教育における成長・発達観に基づく「日本型」省察の探究

• 研究課題/領域番号: 25K00800
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
• 研究機関: 鹿児島大学
• 研究代表者: 高谷 哲也 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (00464595)
• 研究分担者: 濱田 博文 筑波大学, 人間系, 教授 (20212152) ; 田中 里佳 三重大学, 教育学部, 教授 (20839146) ; 三品 陽平 愛知県立芸術大学, 音楽学部, 准教授 (00710849) ; 長谷川 哲也 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (90631854) ; 村井 大介 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80779645) ; 朝倉 雅史 筑波大学, 人間系, 助教 (50758117) ; 山内 絵美理 東海大学, 農学部, 助教 (60909026) ; 高野 貴大 茨城大学, 教育学野, 助教 (40881529) ; 菊地原 守 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 講師 (91019538)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円); 2028年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2027年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2026年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2025年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
• キーワード: 教師教育 / 省察

研究開始時の研究の概要

本研究は、教員養成ならびに現職研修の場で「省察」言説が広がる前から行われていた「振り返り」などの類似する営みを具体的に明らかにするとともに、そこに「省察」として行われていることがどのように位置づいているか、その実相と教師の成長・発達観との関係を明らかにする。
また、諸外国との比較分析も行い、日本においてこれまで重視されてきた「省察に類似する営み」の特徴を具体的に明らかにする。そこから、政策・学術・実践の基盤にある枠組みの妥当性を逆にとらえ直し、日本の教育現場の現実に即した「日本型」省察が成立する文脈や条件を実証的に提起することを目指す。