バーチャルリアリティ技術を活用した『考え，議論する』道徳科授業に関する研究

• 研究課題/領域番号: 25K00804
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
• 研究機関: 鎌倉女子大学
• 研究代表者: 藤澤 文 鎌倉女子大学, 児童学部, 教授 (40633623)
• 研究分担者: 室田 真男 東京科学大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (30222342) ; 川本 哲也 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (40794897) ; 荒木 寿友 立命館大学, 教職研究科, 教授 (80369610)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2026年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円); 2025年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
• キーワード: バーチャルリアリティ（VR） / 道徳科授業 / モラルコンピテンステスト（MCT） / 教師用指導書 / 国際比較

研究開始時の研究の概要

『考え，議論する』道徳科授業の開始以来，学習者が考えたり，議論したりすることのできる道徳教材の開発が行われるが，それが可能なICTを活用した道徳科教授法は多くはない。そこで，本研究では道徳科教授法の中からモラルジレンマ討論，ICTの中から道徳科との親和性が高いバーチャルリアリティ（VR）技術を取り上げ，システム思考の考え方に基づき，教育実践，教員研修，教員養成を併せて検討する。具体的には，道徳科に関して，授業観察および道徳性発達の横断研究により実態を明らかにし（研究1），結果を踏まえ，教員研修に関する研究（研究2）および教員養成科目『道徳の指導法』に関する研究（研究3）を実施し，国際比較する。