研究課題/領域番号 |
25K00896
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10040:実験心理学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三好 清文 京都大学, 情報学研究科, 助教 (20788880)
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研究分担者 |
中村 友哉 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 学振特別研究員PD (01000356)
大久保 らな 京都大学, 情報学研究科, 特別研究員(PD) (11004200)
上田 竜平 京都大学, 人と社会の未来研究院, 助教 (40869434)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2027年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2025年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 周辺視 / 色 / 意識 / 計算モデル / fMRI |
研究開始時の研究の概要 |
我々の視覚経験は、網膜入力の忠実な反映ではない。その顕著な例として、周辺視野においては、わずかな錐体信号をもとに鮮やかな色が経験される。本研究は、これを題材として、感覚信号増幅や高次推論の面から主観的経験の構成過程を明らかにする。まず、風景画像を用いて、視野全体における色経験パターンを定量する。次に、感覚表現および高次推論過程をモデル化し、主観的経験の計算基盤を明らかにする。さらに、fMRI表象類似度分析により、主観的経験を表現する脳領域を特定する。以上のように、現実的場面における複雑な色経験を題材に、我々の豊かな主観的経験が構成される過程を、予測可能な形でモデル化することを目指す。
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