研究課題
基盤研究(B)
精神障害である「窃盗症(クレプトマニア)」は、その症状が犯罪となることから、解決すべき重要な社会問題である。しかし、窃盗症の神経心理学・生物学研究はほとんど存在しない。本研究では、基礎研究がほとんど行われておらず、知見が乏しい精神障害であるに窃盗症に関して、神経心理学的手法を用いて、その認知・情動特徴とそれらを介する脳神経基盤を明らかにする。窃盗症は、犯罪と直結する精神障害であり、解決すべき重要な社会問題として、その病態解明と治療法確立が強く望まれており、本研究は多大な社会的インパクトを与える先駆的かつ重要な知見を提供する。