ツイスト準結晶物理学の創成

• 研究課題/領域番号: 25K00938
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 越野 幹人 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (60361797)
• 研究分担者: 川上 拓人 大阪大学, 大学院理学研究科, 助教 (00750895)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円); 2028年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2027年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2026年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2025年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
• キーワード: ２次元物質 / 準結晶 / トポロジカル物質 / モアレ超格子

研究開始時の研究の概要

近年、二次元物質を重ねて新しい物性機能を創出するツイスト原子層の研究が世界的規模で展開されている。ツイスト原子層は一般に空間周期を持たない準周期系であり、通常の結晶に対する固体物理学の手法が適用できない。この研究計画は、ブロッホ理論を超えた準周期系物性理論を整備し、これらツイスト原子層物質の物性および、そのトポロジカルな性質を記述し、新しい物質科学の研究開発の基礎を築くことを目的とする。