研究課題
基盤研究(B)
すでに多数の系外惑星が発見されているが、主に巨大ガス惑星や地球よりも重い固体惑星がこれまでに主に発見されていた。しかし、次世代のローマン宇宙望遠鏡の観測により地球のような系外惑星のデータが大量に得られると期待されている。本研究は、この次世代の観測に先駆けて、固体惑星の形成過程を明らかにし、固体惑星の分布を予言するものである。このためには、衝突進化過程や円盤散逸過程などさまざまな素過程が必要になる。これらの素過程が明らかになりつつある今、包括的に固体惑星形成過程を理論的に調べる。