古代ゲノミクスによる日本列島の絶滅動物相の復元

• 研究課題/領域番号: 25K01110
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分17050:地球生命科学関連
• 研究機関: 山梨大学
• 研究代表者: 瀬川 高弘 山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (90425835)
• 研究分担者: 米澤 隆弘 広島大学, 統合生命科学研究科(生), 教授 (90508566) ; 甲能 直樹 独立行政法人国立科学博物館, 生命史研究部, 部長 (20250136) ; 西原 秀典 近畿大学, 農学部, 准教授 (10450727)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2027年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2026年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2025年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
• キーワード: 古代DNA / 絶滅動物

研究開始時の研究の概要

日本列島にはかつて多様な大型哺乳類が生息していたが、その多くは更新世末に絶滅し、現在は大型種を欠いた特異な哺乳類相をなしている。世界では古代DNA分析を用いた古生物研究が進んでいるが、国内では大型絶滅動物を対象とした研究は限られている。本研究では、後期更新世から完新世の動物化石や堆積物に含まれるDNAを分析し、日本列島における哺乳類の系統的起源や渡来史、生物相変遷の復元を目指す。