骨梁衝撃強さとマイクロアーキテクチャに基づく海綿骨動的強度特性の発現機序

• 研究課題/領域番号: 25K01114
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分18010:材料力学および機械材料関連
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 山田 悟史 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (90730169)
• 研究分担者: 清水 智弘 北海道大学, 大学病院, 講師 (60784246) ; 東藤 正浩 北海道大学, 工学研究院, 教授 (10314402)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2027年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2026年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2025年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
• キーワード: バイオメカニクス / 骨強度 / 骨粗鬆症 / 海綿骨 / 衝撃強度

研究開始時の研究の概要

骨強度低下を特徴とする骨粗鬆症は、日常の軽微な衝撃でも骨折が生じ、海綿骨の多く占める部位で頻発する。骨量が十分でも骨折する症例も多く、海綿骨の「動的骨折リスク」の正確な診断と効果的な制御には、海綿骨の動的強度特性の発現機序解明が重要となる。そこで本研究課題では、骨量に加えて海綿骨を構成する骨梁の衝撃強さと骨梁が作るマイクロアーキテクチャが海綿骨の動的強度特性を決定すると仮定し、ウシ海綿骨を用いて発現機序を実験的に解明、ヒト海綿骨に応用し骨粗鬆症における動的骨折リスクを解明する。