研究課題
基盤研究(B)
高温の表面とその面上で跳ねながら沸騰する液滴との間の伝熱現象の理解は,鉄をはじめとする金属材料の高機能化,リニア新幹線・水素ステーションやLNG基地などにおける極低温液滴に関する設備の安全性向上にとって重要である.跳ねながら沸騰するため,接触式センサでは液滴の温度を測ることができず,固体表面の温度変化から熱量を推定している.本研究では固体表面の温度分布の変化に加えて,液滴の温度変化を可視化計測して,固体表面と液滴の間の熱流束の時間変化を明らかにする.