研究課題
基盤研究(B)
本研究はセンサやアクチュエータを備えたロボット全体を単一の3Dプリンタで具現化するロボット製造技術の創出を目的とする.申請者の独自技術である光ファイバ式ひずみゲージを用いた3D印刷技術を発展させ,高次元情報測定センサを含む多種類のセンサを1台の3Dプリンタで具現化する技術を開発する.さらに,それらの3D印刷センサと3D印刷空圧アクチュエータを統合的に印刷することでロボット全体を3Dプリンタのみで完全自動製造する技術の実現に挑む.本研究により,高効率かつ高い設計自由度でのロボット製造を実現でき,緊急性のある災害救助や患者毎の固有ニーズのある医療分野等でのロボットの活用を進展させることが可能となる.