研究課題
基盤研究(B)
カーボンニュートラルの促進には高効率かつ小型軽量性を備えた「高電力密度」の 高昇圧比直流電力変換器が欠かせない。従来,装置の小型軽量化にはパワー半導体スイッチの動作周波数を高めて受動部品のサイズダウンを図るが,一方で出力に制限が掛かり高出力化が困難である。本研究は,高周波化と高出力化を両立する手法として新たに部分電力制御回路に着目し,申請者のもつシーズ技術を最小構成単位とした新しい概念のパワー回路トポロジーを創出する。複数PPCに基づく最適な回路構成や電力制御手法を含むシステムインテグレーション技術を探求し,高周波パワーエレクトロニクス技術を切り開く新世代直流コンバータ基盤技術の確立を目指す。