研究課題
基盤研究(B)
来たるSociety5.0では、電力変換の更なる高効率化だけでなく、安定的な電源供給を図るため電流サージやリンギングの原因特定が重要な課題である。そのため直流から1 GHzまでの広帯域に亘る電流を計測でき、被電流測定回路に対して低侵襲性で小型な電流センサが必要不可欠である。申請者は既にそれら要件を満たす光プローブ電流センサを開発している。本研究では、その成果を発展し、バスバー等の磁界の空間分布から電流サージ等を計測でき、かつ放射ノイズまでも計測できる新たな高周波Faraday素子および光プローブ電流センサアレイを開発する。また、磁界の空間分布から逆解析で全電流を導出する手法を確立する。