研究課題
基盤研究(B)
本研究ではメートルの国際単位系(SI)定義に基づくsub-nmオーダの定量的測長の実現を目指して、測長原子間力顕微鏡を援用してレーザ干渉計による絶対測長技術を導入した透過電子顕微鏡(TEM)による測長システムを新規開発する。そしてシリコン薄膜の格子面間隔距離をレーザ干渉計に基づいて決定することでSI定義にトレーサビリティをもつsub-nmオーダ測長の標準試料(基準となる測長値を有した試料)を作製し、TEMユーザーが広く利用できる計量基盤を確立する。