高分解能テラへルツ内視鏡の開発

• 研究課題/領域番号: 25K01294
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分21060:電子デバイスおよび電子機器関連
• 研究機関: 早稲田大学
• 研究代表者: 芹田 和則 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 准教授(任期付) (00748014)
• 研究分担者: 寺本 高啓 北九州市立大学, 国際環境工学部, 准教授 (40467056)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2027年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2025年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
• キーワード: テラへルツ / 内視鏡 / 非線形光学結晶 / テラへルツ波点光源 / テラへルツイメージング

研究開始時の研究の概要

生体内での測定に耐え得る高い感度と、細胞スケールの空間分解能でテラへルツ（THz）観察および分光が可能なTHz内視鏡を開発する。非線形結晶中の2次の非線形効果で生成される極微小で高輝度なTHz波点光源を利用して、THz生体計測の長年の問題である低空間分解能と感度不足を克服する。in-situでのTHz生体データ収集とこれまでの内視鏡技術との融合を通じて、既存の内視鏡の診断精度を向上させ、医療分野への貢献を図る。THz生体内計測を通して、生体内の病変の兆候とTHz波との相関に関する知見を取得し、THz波を用いた新たな診断モダリティの創出に挑戦する。