研究課題
基盤研究(B)
2025年3月にミャンマーで発生した地震のように,特に途上国で大地震が発生すると,大きな被害を生じることがある。途上国の地震被害でしばしば見られるのは,鉄筋コンクリート造壁に内蔵されたレンガ壁が倒れ,その下敷きになって人的・物的被害を生じるものである。本研究は,こうした被害を防止するため,振動実験や研究による学術的貢献だけでなく,現地の職人に正しいレンガ積みの方法を伝授するためのビデオ教材開発や補強工法の開発による直接的貢献を行うものである。