研究課題
基盤研究(B)
本研究は発達や心身等に障がいやさまざまな特性のある児童が,放課後や夏休みを過ごす放課後等デイサービスの計画手法を構築することが目的である.そのために,設計経験がある建築士の経験知を収集し,それらを集合知として体系化する.次いで,児童にストレスとなる環境要素を考慮した設えや仕様を検証し,計画の根拠となる指針は,インクルーシブ環境を推進する先行国から学ぶ.以上をまとめ,最終的にはガイドラインの作成を目指す.以上の研究を遂行するため,本研究は建築計画・環境工学・小児看護学の各分野が融合し,実務家と協力して実証的研究を行う.