耐震設計に用いるサイトスペシフィック地震動の認証論的不確実さの低減と定量的評価法

• 研究課題/領域番号: 25K01475
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分25030:防災工学関連
• 研究機関: 東京科学大学
• 研究代表者: 盛川 仁 東京科学大学, 環境・社会理工学院, 教授 (60273463)
• 研究分担者: 後藤 浩之 京都大学, 防災研究所, 教授 (70452323)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円); 2029年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2028年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2027年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2026年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: サイトスペシフィック地震動 / 設計用入力地震動 / 耐震設計 / 認識論的不確実さ / ベイズ推定

研究開始時の研究の概要

耐震設計用入力地震動は設計対象構造物の立地ごとに周囲の地震環境を反映したサイトスペシフィック(SS)地震動を用いるこ とが強く推奨される。SS地震動の作成には「認識論的不確実さ」が含まれており，設計ではこれらの不確実さを考慮して適切な設計用SS地震動を設定することが求められる。本研究課題では工学的基盤面を境としてそれより深い震源側と表層部分の2つの領域に分割し，前者についてはベイズ推定法を援用したモデルの不確実さの定量的評価を，後者 についてはモデル化の際の条件数を増やすことでモデルの不確実さを低減する手法を開発し，不確実さの低減ぶんの定量的評価法を確立する。