水素エネルギー社会への貢献に資する1GPa級高強度銅合金棒材の創製

• 研究課題/領域番号: 25K01526
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分26040:構造材料および機能材料関連
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 渡邊 千尋 金沢大学, 機械工学系, 教授 (60345600)
• 研究分担者: 三浦 博己 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30219589) ; 古賀 紀光 金沢大学, 機械工学系, 准教授 (30735923)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2027年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円); 2025年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
• キーワード: 銅合金 / 積層欠陥エネルギー / 溝ロール圧延 / ヘテロナノ組織い / 水素脆化

研究開始時の研究の概要

本研究は，水素脆化しないCu-Zn系合金に申請者らが発見したヘテロナノ（HN）組織を導入し，ステンレス鋼を超える強度（引張強度1 GPa）を有する新規棒材を創製することを目的とする．工業的に実用可能な溝ロール圧延プロセスと最適な合金組成の確立により，水素インフラ用高強度材料の新たな設計指針を提示する．