研究課題
基盤研究(B)
非貴金属電極触媒としてこれまでほとんど注目されなかった高導電性チタン酸化物(TiO2-x)に着目し、その安全かつ簡便な合成法を開発した。また、TiO2-xを前処理により活性化させると水電解の水素発生反応に対して高活性を示すことを見出した。本研究では、TiO2-x表面の活性発現のメカニズムならびに高活性化の原因を実験と理論の両面から解明するとともに、他の高導電性酸化物にも対象を広げ、水素発生反応やその他の電気化学反応に対す電極触媒としての可能性を明らかにする。