研究課題
基盤研究(B)
マルチマテリアル設計で製造された機械・構造物の廃棄を考えると,多様な材料の使用に伴うトランプエレメントの混入増大によるリサイクル性の低下が喫緊の課題となる.本研究では鋼とAl合金の異材接合を対象とし,製造時の接合と廃棄時の分離において硬化相生成とポーラス化による脆化現象を統合的に制御することで,マルチマテリアル構造体の設計・製造から分離・高度資源循環までを指向した自在分離機能を有する異材接合・分離統合技術を確立を目指す.