研究課題
基盤研究(B)
本研究では、①アニオン交換樹脂による様々な炭素数のPFASの吸着/イオン交換特性について、官能基および表面疎水性の影響を平衡論的に解明すると共に、母体の細孔構造の影響について速度論的に解明する。加えて、炭素数および官能基の異なる様々なPFASの環境調査を行い、②水環境中のPFAS汚染の実態を把握する。これらの知見に基づき、③カラム吸着によるPFASの吸着除去について、pHや共存物質の影響を明らかにすると共に、操作条件の最適化を行う。以上で得られる成果を統合し、④水環境中からのPFASの一括分離除去システムの創製を行う。