カーボンナノチューブの捻り仕事をクリーンエネルギーキャリアへ変換貯蔵する技術開発

• 研究課題/領域番号: 25K01626
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分28030:ナノ材料科学関連
• 研究機関: 公立諏訪東京理科大学
• 研究代表者: 内海 重宜 公立諏訪東京理科大学, 工学部, 教授 (00454257)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2027年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2026年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 単層カーボンナノチューブ / 捻り仕事 / クリーンエネルギー / エネルギー変換

研究開始時の研究の概要

本研究は，単層カーボンナノチューブ（SWCNT）ロープの捻りにより発生する局所的な高温およびナノ細孔の超高圧効果を活用し，アンモニアや水素などのクリーンエネルギーキャリアを生成する技術の開発を目的とする。触媒を担持したSWCNTロープを作製し，原料を充填した気相中で高速回転させることで，気相反応を実現する。本手法は，小型風車や人体の運動などの再生可能エネルギー源を活用した機械的仕事を化学エネルギーへと変換・蓄積する新たな手段を提供し，将来の持続可能なエネルギー生産に革新をもたらす可能性を有する。