研究課題
基盤研究(B)
本研究では、導電性高分子の分子構造および集積構造と物性・伝導性の相関をミクロな視点から明らかにするため、キャリアのスピンをミクロに検出できる電子スピン共鳴(ESR)法をデバイス構造と組み合わせ、デバイス駆動をもたらす領域の物性機能や分子配向を局所的かつミクロに明らかにする。ESR法を用いることで、キャリアドーピングに伴う金属転移や基板界面における局所配向など、デバイス性能を左右する因子を多様な新材料について明らかにし、革新的なデバイス機能発現をもたらす材料・素子設計の指針を確立する。