研究課題
基盤研究(B)
地熱発電には、高い浸透性を有する高温の地熱貯留層の造成が不可欠であり、安全面および経済面のリスクの低減を図りながら発電所としての長期の運用が望まれるが、貯留層の経年的変化により出力が低下するなどの課題を抱えている。そこで本研究では、高温高圧熱水環境下での注水と岩石の浸透率の同時測定実験をおこない、貯留層に相当する温度圧力条件下での浸透率の時間変化が、注水方法の違いによってどのような影響を受けるのかを明らかにする。