研究課題
基盤研究(B)
氷再結晶の予測と制御は,食品や医薬品など様々な生体試料内の冷凍保存技術発展における重要課題である。分子クラウディング環境な生体試料では,微小組織表面が氷再結晶の「出発点」と考えられているが,実験的検証は進んでいない。本研究では,氷再結晶の予測・制御モデル構築を目的として,生体組織表面を模倣したモデル固液界面における「界面水の氷/水相転移」の分子論的理解,および氷再結晶に対する界面水相転移の役割解明を行う。