研究課題
基盤研究(B)
人体と親和性の高いソフトロボットが盛んに研究される中,基材となる力学機能高分子が注目されている。様々な動きが具現化されている一方で,微小な動きを可能にするマイクロソフロボットについてはミリメータースケールに留まっているのが現状である。本研究では,応募者が独自に開発した光重合過程で分子を微細配向する手法を深化することで,これまでに報告例がない100マイクロメーター角のマイクロソフトロボットを創製する。空間選択的に刺激を付与できる光を用いて,マイクロサイズのフィルムを自在に駆動できる新たな材料系を提案する。