発光ダイナミクスを基盤とした熱活性型遅延蛍光材料の発光特性予測モデルの開発

• 研究課題/領域番号: 25K01850
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分35030:有機機能材料関連
• 研究機関: 国立研究開発法人産業技術総合研究所
• 研究代表者: 細貝 拓也 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 上級主任研究員 (90613513)
• 研究分担者: 椿 真史 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (80803874) ; 畠山 琢次 京都大学, 理学研究科, 教授 (90432319) ; 中野谷 一 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (90633412) ; アルブレヒト 建 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授 (50599561)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円); 2027年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2026年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2025年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
• キーワード: 有機分子 / 発光特性 / 発光ダイナミクス / 機械学習 / 物性予測

研究開始時の研究の概要

本研究では、独自の高速測定装置と機械学習を使い、熱活性型遅延蛍光（TADF）材料の発光特性を大規模データから予測・設計します。極めて明るくまたは高速に光る新しいTADF材料を合成し、実験と理論で性能を検証することで、有機ELへの実用化を目指します。これによって、従来より高効率で安定した発光を可能にする材料設計が期待され、より優れた有機ELデバイス開発につながります。