研究課題
基盤研究(B)
連続水流が固体表面と相互作用して発電する現象の起源を、一次元金属からなるメッシュ電極を用い、界面動電現象と摩擦帯電現象の2つの観点から評価する。本研究の最大の特徴は、固体として申請者が開発した一次元の金ナノワイヤからなる金属を用いること、そして発電原理を検証する手段として従来の電流電圧を評価する方法のみならず、スリップ長や流れの形式を評価する技術を導入することにある。これにより発電原理の体系立てを行い、将来には都市、環境、生体まであらゆる流体を利用した、安定的かつ永続的な電力獲得が叶うエネルギーハーベスト素子の実現が期待できる。