研究課題
基盤研究(B)
独自の「ホスト-ゲスト交互積層体」の層間を電気化学反応の舞台(=均一系ナノ反応場)に見立て、分子性で反応点を精密設計可能な均一系触媒の長所と、分子配列を制御可能な不均一系固体材料の長所を兼備した電極触媒を開発し、その新機能を開拓する。これにより、原子レベルで規定されたナノ反応場での電極触媒化学を開拓し、物理化学・電気化学・溶液化学を複合した新しい反応場・触媒設計概念を創出する。また、それを活用した触媒にて究極の高アトムエコノミー、反応経路の自在制御を実現し、飛躍的な環境負荷軽減に貢献する基盤技術を確立する。