研究課題
基盤研究(B)
タンパク質フォールディングは、分子間相互作用による凝集体形成と、分子内相互作用による天然構造形成の競争を伴う。従って、凝集体形成を抑制し、一本鎖ポリペプチドの運動性を保つことで、一本鎖が取り得る構造の中で熱力学的に最安定な天然構造へ、フォールディングを誘導することができる。本研究では、協働性を設計することで、従来よりも高い効率でフォールディングを促進する化合物の開発に取り組む。