研究課題/領域番号 |
25K01912
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
|
研究機関 | 東京科学大学 |
研究代表者 |
中村 浩之 東京科学大学, 総合研究院, 教授 (30274434)
|
研究分担者 |
岡田 智 東京科学大学, 総合研究院, 准教授 (70785229)
三浦 一輝 東京科学大学, 総合研究院, 助教 (70825330)
垣内 亮 東京科学大学, 総合研究院, 助教 (91021369)
|
研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
|
配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2027年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2026年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2025年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
|
キーワード | ホウ素中性子捕捉療法 / ホウ素キャリア / アルブミン / がん治療 / α線治療 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、内在性血中アルブミンをホウ素キャリアとして利用し、従来の方法では治療が困難だったがんにも効果を発揮する「細胞核標的BNCT」の開発である。具体的には、アルブミン結合リガンドと核移行シグナル(NLS)ペプチドを組み込んだホウ素薬剤を開発し、この薬剤が腫瘍組織に効率的に送達され、secreted protein acidic and rich in cysteine(SPARC)受容体を介して腫瘍細胞に取り込まれる戦略である。さらに、NLSの働きにより、ホウ素薬剤を腫瘍細胞の核内に集積させ、そこにおいて中性子捕獲反応によって発生するα線がDNAを効果的に殺傷するメカニズムを実現する。
|