研究課題
基盤研究(B)
本研究は、EclによるmTOR抑制機構を分子レベルで理解し、その人為的な活性操作方法の土台を築くことを目指し、以下の3点からアプローチする。1.EclによるmTOR抑制の分子機構を解明する2.EclによるmTOR抑制機構の保存性の調査3.Eclタンパク質の阻害剤・機能的類似因子の探索EclによるmTOR抑制機構は、感染性真菌の感染プロセス、特に感染時の細胞形態変化に深く関わることが予想される。本研究の遂行によって、EclによるmTOR抑制機構を標的とした創薬基盤を作成することによって、人類に有益な真菌の増殖を制御し、感染性真菌の感染を阻害できることが期待される。