研究課題/領域番号 |
25K01972
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38050:食品科学関連
|
研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
安岡 顕人 聖徳大学, 人間栄養学部, 教授 (10453028)
|
研究分担者 |
近藤 隆 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, 上級研究員 (40333299)
|
研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
|
配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2027年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2026年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2025年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
|
キーワード | 脳腸相関 / 社会脳 / 腸内代謝物 / トランスクリプトーム / 核内受容体 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では腸内細菌がトリプトファンから産生するインドール系代謝物(IndM)が核内受容体CARを介して社会脳の成熟へ影響するメカニズムを検討する。孤独飼育はマウスの社会性を低下させ、扁桃体、視床下部、肝臓の遺伝子発現を変動させる。発現変動遺伝子の15%は腸内の細菌と個体レベルで高い相関性(r>0.9)示し、その上流因子として、異物応答性の核内受容体CARが見出された。CARの活性は腸内細菌由来のIndMで制御されることを明らかにしつつある。抗体認識部位と薬剤応答分解配列を付加したCARをノックインしたマウスを用いて、社会的行動に関与する脳領域に対するIndMの神経内分泌的な役割を明らかにする。
|