研究課題
基盤研究(B)
植物において、オートファジーはウイルス・細菌・卵菌といった広範な感染に対する自然免疫を担う一方、病原体の中には宿主オートファジー経路を転用し感染を有利に進めるものも存在する。このように、オートファジーは正・負の両側面を持つが、その特異性を決定する分子機構の大部分は不明である。本研究は、オートファジー鍵因子ATG8パラログ間の機能特異性に着目し、植物-ウイルス間相互作用におけるオートファジーの正・負の役割の理解を目指す。