研究課題
基盤研究(B)
リグニン中の構成単位(モノマー)の割合や単位間結合の割合はこれまでに十分に解明されているが、それらの配列に関しては未解明のまま残されている。リグニンの重合メカニズムは、一般的に表現されるような「ランダム」なカップリングではなく、一定の規則性・法則性があることを示唆する予備結果を得ている。本研究ではモノリグノール重合の初期構造を解明し、天然のリグニンと比較することにより、リグニンの重合メカニズムを解明する。